高松宮記念・ベスト3

第3位
2000年 キングヘイロー(柴田善)
 クラシックから活躍し、いつかはGTを獲るだろうと言われ続けてきた良血馬。
  ダービーでは初騎乗の福永祐一が御しきれず惨敗。
  その後の王道路線でもパッとせず。
  マイルに方向転換しても、スプリンターズSに出ても勝ちきれず、
  最後に到達したのは平坦中京。
  鬱憤を一気に晴らす差しきりで完勝。
  坂口大調教師が思わず男泣きした。
第2位
2001年 トロットスター(蛯名正)
 前を行く古豪ブラックホークに一完歩ずつ迫るトロット。
  並びかけた時、この馬の勝負根性があらわに。
  ブラックホークの首筋を、思わずガブリ!
  馬も「勝ちたいんだ!」という意思を
  はっきりと持っていることを表してくれたレースだった。
第1位
2003年 ビリーヴ(安藤勝)
 前年の覇者、ショウナンカンプが作るハイラップに後続から女傑が迫る。
  スプリンターズSでも見せた男勝りの末脚はここでも炸裂!
  鞍上はつい一ヶ月前に念願のJRA移籍が叶った安藤勝己。
  笠松所属時代はGTタイトルが遠かったが、
  試験合格後「中央のGTを勝つのが夢。」と語っていた矢先
  まさかこんなに早く実現されるとは!
  勝った場所も、地方時代から馴染み深い中京というのは
  運命を感じさせられた。
番外
2002年 ショウナンカンプ(藤田)
 これも、管理人が獲った数少ないレースの一つ。
  上がり馬ショウナンカンプと、
  復活の兆しを見せていたアドマイヤコジーンを拾っていたのが勝因です。
  しかし、生粋のスピード馬ショウナンカンプは
  生涯一度もハナを譲らなかったというのが凄い!


 
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